CUBAE, StudioOne and MEIKO V3
MEIKO V3を使ってみました。
使ってみて思った点をまとめてみまとした。
初音ミクV3
や
KAITO V3
のまとめと重複する点がありますのでご了承ください。
このブログを書いている時点の環境は次の通りです。
・Windows8 (64bit)
・ASIO対応オーディオインターフェイス
※残念ながらMac版のレビューはありません。
箱の中は
・MEIKO V3・Windows用DVD-ROM
・MEIKO V3・Mac用DVD-ROM
・StudioOne・Windows/Mac共通DVD-ROM
・ライセンス登録カード、マニュアル、チラシ類
が入ってます。
箱の下側の差し込みにメッセージが書いてあります。
ピアプロスタジオとStudioOne
MEIKO V3にはピアプロスタジオとMUTANTというVSTプラグインが付属します。
VSTプラグインは単体では起動できず、ホストとなるDAWが必要です。
MEIKO V3にはStuidoOne ARTIST Piapro EditionというDAWが付属します。
StuidoOneを使えば、録音した演奏や、MIDIシーケンサーを使ってシンセサイザーで伴奏を作ることが出来ます。
StuidoOneでMEIKO V3の歌声にエフェクトをかけたり、伴奏とミックスすることもできます。
条件さえ整えば
市販されている他社製のVOCALOID3やVOCALOID2を歌わせることも出来ます。
[VOCALOID] ピアプロスタジオをStudioOneなしで起動する
[VOCALOID] 他社ボーカロイドに対応したピアプロスタジオ
ピアプロスタジオ 64bit版
[VOCALOID] StudioOneFreeでVOCALOIDの声を聞きやすくする
容量の内訳
MEIKO V3をWindowsにインストールするにはディスクドライブに25Gバイト以上の空き容量が必要とされています。
ライブラリーごとのおおよその内訳は次のようになってました。
POWER
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1.25GB
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STRAIGHT
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1.18GB
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DARK
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1.28GB
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WHISPER
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1.03GB
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ENGLISH
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3.08GB
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MEIKO V3は5種類のライブラリーすべてをインストールすると 7.82GB の容量になります。
インストールしないライブラリーを指定することも出来ます。
25GBというサイズはStudioOneなどを含めた容量のようです。
インストール先の空き容量が不足していれば不要なソフトをアンインストールして空き容量を増やすか、ハードディスクやSSDの追加・交換が必要になるかもしれません。
ちなみに
初音ミクV3
は18Gバイト、
KAITO V3
は25Gバイトの空きが必要とされてます。
容量について他社の日本語VOCALOID3を調べてみたら2011年発売の「メグッポイドPower」(Internet)が900Mバイトですが2013年発売の「メルリ」(i-Style)は3Gバイトとなっています。
今後新しく発売されるボーカロイドは容量が増える傾向にあるのかもしれません。
別売りのWindows版 VOCALOID3 Editorで使えるか?
[VOCALOID] VOCALOID3 Editor を使ってみました
ボカキュー(VOCALOID Editor for CUBASE)で使えるか?
・CUBASE7.5 (64bit)
・VOCALOID Editor for CUBASE 1.1.0 (64bit)
の環境で使えました。
ボカキューはCUBASEの拡張機能なのでCUBASEがなければ使えません。
CUBASEは価格が高い上にPC/Macもそれなりのスペックが必要になります。追加投資が必要になることもあります。
導入はよくご検討ください。
ボカキューにも他社製VOCALOID2をVOCALOID3にインポートしてピアプロスタジオで使えるようにするのに必要なライブラリー・インポート・ツールが付属します。
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VOCALOID Editor for CUBASE(ボカキュー)で何が変わるか?
[VOCALOID] CUBASEで「ぼかりす」(VocaListener)っぽいことをする
ブレスの発音方法
MEIKO V3にはブレス(息継ぎする際の「はぁ」という発音)のサンプリングがwavファイルとして合計25種類収録されています。
ブレスの発音記号[br1]~[br5]も使えます。
裏技・インストール中の一時フォルダー
MEIKO V3はインストール中、Cドライブに一時フォルダーを作成します。
MEIKOの画像が画面いっぱいに表示されている間に Windowsキー + Eキー でエクスプローラーを起動し
%TMP%
という場所を開き(アドレスに入力し)、更新日時がインストールした時と一致するサブフォルダーがそれです。
このサブフォルダーの中に最大 1400×1050 ピクセルの3種類の画像が次のファイル名で保存されています。
Welcome_1024.bmp
Welcome_1280.bmp
Welcome_1400.bmp
インストールが完了するとファイルは削除されるのですが、空のフォルダーが残ります。
KAITO V3や初音ミクV3はもちろん他社製品や体験版までもが同じようにインストール中に画像ファイルなどを展開し、インストール後は空フォルダーを残していきます。
空フォルダーを削除するとCドライブがきれいになった気分になれるという裏技です。
ボーカロイドの引っ越し儀式
初音ミクV3や他のボーカロイドを別のPC/Macにインストールし直すときは、先にインストール済のPC/Macで
VOCALOID Deactivation Tool
を実行してアクティベーションを解除しましょう。
これを忘れるとボーカロイドを引っ越し先のPC/Macにインストールしても動作しません。
とくに中古で販売されているボーカロイドは要注意です。
前のオーナーがアクティベーションを解除しないと自分のPCにインストールしても使うことが出来ません。
(そもそもボーカロイドは使用許諾契約により譲渡禁止とされています)
VOCALOID Deactivation Tool を使ってみました
まとめ
MEIKO V3は5種類のライブラリーとDAWやプラグインがセットで16800円という価格で販売されてます。
他社VOCALOID3が1つのライブラリーに付き1万円前後ですからMEIKO V3の価格は良心的な設定と思ってます。
StuidoOne ARTISTはCUBASEと比較すると、起動や画面表示などの動作がきびきびしているように思えます。
MEIKO V3は、声さえ気に入れば「DTM未経験だけどボーカロイドで作曲したい」という人にとってハードルを下げてくれる商品だと思います。
ただしDTMは覚えることがそれなりにありますので、分からないことがあっても気にせず分かる範囲で長く使い続けることをおすすめします。
なお、MEIKO V3の販売元が運営する
http://piaprostudio.com/
では作曲のためのチュートリアル が用意されています。
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以上、参考になれば幸いです。