2014年9月13日土曜日

Unity3DのソースをVisual Studio Expressで編集する

How to use Unity3D with Visual Studio Express
UnityでC#のソースを編集すうる方法はいくつかあります。
・Unity付属のMonoDevelopを使う
・Visual Studio Expressを使う
・製品版Visual Studioを買ってVisual Studio Tools for Unity を使う

MonoDevelopは十分な機能を備えてると思います。ですが人によってはなじめないかもしれません。
Unity公式のページで無料で使えるVisual Studio Expressで編集する方法が載っていたので試してみました。
http://docs.unity3d.com/Manual/VisualStudioIntegration.html

環境

・Windows8 64bit版
・Unity3D 4.5.2f1

Visual Studio Expressのダウンロード

Visual Studio Express (以下VSExpress)は2013 for Windows Desktopをダウンロードしてみました。
下記リンク先からISOファイルをダウンロードし、マウントしてインストールします。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40787

VSExpressで編集してみる

Unity3Dのプロジェクトを開きます。
公式サイトで説明されているとおりの手順で編集してみます。
Unityのメニュー
Assetes - Sync MonoDevelop Project
をクリックします。
MonoDevelopが起動しますが無視します。
ProjectウィンドウのAssetsフォルダーを右クリックして Show in Explorer をクリックします。
Explorerが起動するのでその中の拡張子がslnのファイルをダブルクリックします。
自分の環境はslnファイルが二つあるのでファイル名の末尾に csharp とついている方をダブルクリックしました。
種類違いのVSExpressを複数インストールしているとこんな画面がでます。
もし表示されたら for Windows Desktop を選択してOKをクリックします。
これでVSExpressが起動します。ソースがない状態で起動したのでのっぺらぼうです。
プロジェクトにC#のソースを追加してからVSExpressを開いてみました。
ちゃんと編集できました。

VSExpressをC#のエディターとして使うことができました。
改行コードの警告が出ますがビルドして実行もできました。

「Visual Studioを使いたい、でも製品版を買うのは抵抗ある」という人にはExpressを使ってみる方法がお勧めです。
ただしExpressは製品版に比べると機能制限があります。気に入ったら製品版Visual Studioを買ってVisual Studio Tools for Unityを使うといいと思います。

ちなみにVisual Studio Tools for Unityは次のようなことができるようです。翻訳が間違ってたらすいません
・Visual Studio のブレークポイントで一時停止できる
・Visual Studio のデバッガーが使える
・Visual Studio からUnityを実行できる
・Visual Studio のコードスニペットやウィザードが使える
・Visual Studio でUnityのコンソール出力を受け取れる、など

2014年11月、Visual Studio Tools for Unity の日本語のページが公開されました。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/dn833194


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以上、参考になれば幸いです。

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