2014年3月8日土曜日

[Windows8] Paragon Hard Disk Manager

Paragon Hard Disk Manager 12 Professional
Paragon Hard Disk Manager 12 ProfessionalといWindows用バックアップソフトを買いました。

なぜ買ったのか

Windows8はボリュームシャドウコピーからファイルを復元する「以前のバージョン」がなくなってしまい、ファイル単位の復元が簡単にできなくなってしまったのでバックアップ方法を見直すことにしました。
そもそもWindows 8には ファイル履歴Windows7のファイルの回復 といったバックアップ・復元のためのツールが付属しています。
実際に使ってみると、「ファイル履歴」はファイル単位のバックアップには便利ですがシステム全体のバックアップには向かないようです。
「Windows7のファイルの回復」はシステム全体を数時間でバックアップできて便利です。
ですがバックアップした時とは異なるドライブに復元できないことがあったり、ファイル単位の復元に成功したことがないなどの問題があります。
※ファイル単位の復元は「ディスクの管理」画面でバックアップイメージファイルを「VHDの接続」するとローカルディスクのようにマウントできるようです。2015年2月1日追記

これらの理由からバックアップのためにWindows付属を使うことを諦め、市販のものを使う結論に至りました。

Paragon Hard Disk Manager 12は「Windows7のファイルの回復」のようにフルバックアップでき、「ファイル履歴」のファイル単位での復元も出来るため使ってみることにしました。
似たようなことが出来るフリーウェアやもっと安いソフトもありますが、Just MyShopでも販売されているこれに決めました。

実際に使ってみたので色々まとめてみました。
使用環境は次の通りです。
・Windowd8 (64bit)
・USB接続のハードディスク
・ファイルシステムは回復パーティションがFAT32、それ以外はNTFS


「機能パラメーターが正しくありません」と表示されバックアップが中断される

早速使ってみたらバックアップの途中に「機能パラメーターが正しくありません」と表示され中断してしまいます。

対策1・ホットプロセッシングの種類を「Paragon ホット プロセッシング」に変更してみる
ホットプロセッシングの種類を「マイクロソフト ボリュームシャドウコピー」から「Paragon ホット プロセッシング」に変更したらエラーが起こることなくバックアップできることがありました。
バックアップできないこともあるので他に原因があるかもしれません。

対策2・再起動してみる
原因は分かりませんが、再起動してからホットプロセッシングの種類を「マイクロソフト ボリュームシャドウコピー」に設定してみたら最後までバックアップできました。

対策3・ドライブのエラーチェック それでもエラーが発生する場合はドライブのエラーチェックをしエラーがあれば修正するするといいようです。


RMB2.0 for HDM12Pによるリカバリーメディアの作成に失敗する

USBメモリーにリカバリーメディアを作成しておくとファイル破損などの理由でPCが起動しなくなった時に、リカバリーメディアから起動しバックアップした時点に復元することができます。
メーカーからリカバリーメディアを作成するためのRMB2.0 for HDM12PというWindowsPEベースのツールが提供されています。
ところが自分の環境ではRMB2.0 for HDM12Pでのリカバリーメディアの作成に必ず失敗します。
Paragon Hard Disk ManagerはLinuxベースのUSBリカバリーメディアを作成することもできます。
ただしLinuxベースのリカバリーメディアはuEFIに対応してないので、Linuxベースのリカバリーメディアから起動するにはPCのBIOSをレガシーモードに変更する必要がありました。

例えばThinkPadならLenovoのサポートページに記載されてるとおりの変更が必要でした。
http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?DocID=HT076046
リンク先ではBIOS Settingに入る手順に「起動前プロセスでF1を押して」とありますが、uEFI環境のWindows8の場合は
チャームの電源からShiftキーを押しながら再起動
 → トラブルシューティング
  → 詳細オプション
   → uEFI ファームウェアの設定
です。
uEFI環境でWindows8が正常動作しない場合は、BIOS(CMOS)バックアップ用の電池を抜いてからPCを起動させるとBIOS Settingに入れることがあります。
手順の6と7の間に、SetupページのBootでUSB HDDにカーソルを合わせて一番上に移動するまで Shiftキーを押しながら ^キーを押します(日本語キーボードの場合)。
これでUSBリカバリーメディアから起動できました。
リカバリー完了後はBIOS設定を元に戻すことをお勧めします。(万が一、悪意のあるブートプログラムに感染しても起動させないため)

Linuxに慣れてないとわかりにくいですがマウスでの操作には対応しています。
※ サポートに問い合わせたら、Windows ADKをインストールして製品DVDを起動して「Boot Media Builder」を実行すればWindowsPEベースのリカバリーメディアが作成できるということを教えてもらえました。


バックアップ中のパーティションにアクセスできない

「Windows7のファイルの回復」のバックアップ同様、ホットプロセッシングによりPCを起動した状態でイメージをバックアップすることができます。
Paragonは「マイクロソフト ボリュームシャドウコピー」と「Paragon ホット プロセッシング」の種類のホットプロセッシングを選択できるようになっています。
どちらに設定してもCドライブ以外のバックアップ中のドライブにアクセスできなくなることがあります。
アクセスできることもあるのですが原因が分かりません。
バックアップする際のバックアップウィザード の
バックアップ設定を変更
にチェックを入れて設定を進め
ホットプロセッシングオプションの追加のオプション
常にホットプロセッシングを使用する
を選択するとできるようになるかもしれません。


差分バックアップからの復元が出来ない

フルバックアップした後に変更があった内容のみをバックアップする差分バックアップという機能があります。
差分バックアップからファイルの服下を仕様としたところ、「バックアップイメージファイルを開くことが出来ませんでした。バックアップイメージファイルではない可能性があります」と表示され復元できませんでした。
差分バックアップできるのはパーティション単位でバックアップした場合のみです
複数のパーティションをまとめて差分バックアップすると、イメージファイルから復元が出来ないようです。


Hard Disk Manager 12のライセンス

マニュアルによると、1ライセンスに付き1台のPCで使用可能とのことです。
複数のPC出使う場合は、PCの台数分だけボリュームライセンスを買えばいいようです。


Hard Disk Manager 12の価格

当時はパッケージ版はJust MyShopが最安でした。
ダウンロード版はParagonのニュースレター購読者に配信されるキャンペーンが最安でした。
どうしても安く買いたいならニュースレターを購読するとチャンスがあるかもしれません。


体験版

Paragon Hard Disk Managerの体験版が公開されてますが、バックアップできない制限があります。
体験版ではバックアップしたい環境での動作確認はできませんでした。
ただし体験版のPDFマニュアルは製品と同じ内容なので参考になります。


まとめ

バックアップをとるときは
1. PCを再起動する
2. 毎回フルバックアップする
3. バックアップ後は復元ウィザードで復元できるか確認する
というやり方が安全だと思います。

購入早々トラブル続きですが、別のPCでは正常に動作するしメーカーのサポートとやりとりをした限り自分の環境による影響が大きいようです。
サポートを受けるときは、システム情報とログファイルを送ると動作環境に合わせた日本語のアドバイスがもらえます。
必ずしも解決するわけではありませんが、メーカーのサポートを受けられる点はフリーウェアにないアドバンテージだと思います。
フルバックアップした後に変更があった内容のみをバックアップする差分バックアップやサイクルバックアップもWindowsにはない機能です。差分バックアップやサイクルバックアップはフルバックアップに比べて短時間で完了します。
ただしバックアップに失敗したり復元できないことがあるのでバックアップ後は復元ウィザードで確認しましょう。
Windows8付属のイメージバックアップではうまく出来なかったファイル単位の復元が出来るようになったので良しとしています。
Paragon Hard Disk Managerにはファイルを消さずにパーティションサイズを変更する機能もあるのですが今の環境では不具合を起こしそうで使ってません。そういうわけでパーティションサイズ変更機能のレビューはありません。

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以上、参考になれば幸いです。

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