2014年1月18日土曜日

[Android] アナログ時計アプリをライブ壁紙に改造する

The analog clock on the live wallpaper
前回 SurfaceViewで作成したアナログ時計アプリをライブ壁紙として改造てみました。
ライブ壁紙のAPIはSurfaceViewにそっくりです。
ソースコードを丸ごと流用できるわけではありませんが、SurfaceViewで開発したアプリはライブ壁紙に移植しやすいです。

針の画像です。128×128ピクセルです。
左から秒針、分針、時針のつもりです。
針の画像それぞれのピクセル数は32×128です。一番右の黒い塗りつぶしの領域は使用しません。

Eclipseのパッケージ・エクスプローラーで、プロジェクトの res フォルダーの下に
drawable-nodpi
というフォルダーを作り針の画像を配置します。

解像度ごとに大きさを合せた針の画像を用意したほうがいいかもしれません。

今回の開発環境は次の通りです。
・64bit版 Windows8
・32bit版 Eclipse3.7 (Windows XPモードで使用)
・Android-SDK r22.3

ライブ壁紙の対応OSはAndroid2.1以上なのでSDKの最小バージョンは7以上にする必要があります。

ライブ壁紙はXMLによるメタデータが必要です。
Eclipseのパッケージ・エクスプローラーで res フォルダーの下に xml というフォルダーを作り、メタデータのファイルを保存します。
メタデータファイル(res/xml/wallpaper.xml)

ライブ壁紙のソース(WallpaperSasmple.java)

マニフェスト(AndroidManifest.xml)

エミュレーターで動作させたスクリーンショットです。
動作保証は出来ませんがこのようになると思います。
ライブ壁紙なので、ショートカットアイコンやウィジットより後ろに重ねて表示されます。

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以上、参考になれば幸いです。

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