2017年8月5日土曜日

Vsiaul Studio Code のターミナルを Bash に設定する方法

How to change VSCode terminal from PowerShell to Ubuntu Bash

Visual Studio Code (以下 VSCode) のターミナルを Windows Subsystem for Linux の bash に設定する方法を試してみました。
blog.fujiu.jp Vsiaul Studio Code のコンソールを Bash に設定する方法


環境

  • Windows
  • Visaul Studio Code 1.14.2


準備1・開発者モードに設定する

Windows Subsystem for Linux を利用するには開発者モードに設定する必要があります。
コントロールパネル - 更新とセキュリティ - 開発者向け
を開いて開発者モードに設定します。


準備2・Windows Subsystem for Linux をセットアップする

Windows Subsystem for Linux は初期状態ではインストールされていません。
コントロールパネル - アプリと機能 - プログラムと機能 - Windowsの機能の有効かまたは無効化
を開いて
Windows Subsystem for Linux (Beta) にチェックを入れてOKをクリックしてWindowsを再起動するとインストールされます。

Windows Subsystem for Linux はスタートメニューに登録されません。(スタートメニューに Bash on Ubuntu on Windows が登録されることがあるようです)
コマンドプロンプトかPowerShellのコンソールから bash と入力すると利用できるようになります。


VSCodeのターミナルからbash.exeが実行できない

VSCodeのターミナルに bash.exe を設定すればターミナルが bash になると思ったのですが、実際に設定するとターミナルがフリーズしてしまいます。
bash.exeを起動するbatファイルを指定する方法も試しましたがターミナルから起動できませんした。

将来この方法で実行できるようになるかもしれませんが、今できる方法を模索しました。


PowerShellでbashを起動する

Visaul Studio Codeのターミナルは初期設定ではPowerShellが起動する設定です。
今回はPowerShellでWindows Subsystem for Linux の bash が起動するようにターミナルの設定します。

ファイル - 基本設定 - 設定
を開き、右側のユーザー設定に次の1行を追加します。


既に追加設定がある場合はカンマで区切って追加します。

これで Ctrlキーを押しながら @キーを押すとターミナルに bash が起動します。

VcXsrv を使えばGUIツールも起動できます。

bashはClangやGCCなどの広く使われているコンパイラーが利用できるメリットがあります。
VSCodeで書いたソースコードをすぐにコンパイルして実行できる環境があるとプログラミングがはかどりそうです。

2017年8月7日見出しを修正しました。


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