2014年9月20日土曜日

Playstation3でAndroidスマートフォンの写真を観る

How to view the pictures on Playstation3
AndroidスマートフォンSH-06Eで撮影した写真をPlaystation3で見ることが出来たので手順をまとめてみました。

スマートフォンとPlaystation3をマイクロUSBケーブルで接続します。

スマートフォンのタスクバーを上から下にスワイプして、USB接続をタップます。
下の画面になったら「USBストレージをONにする」をタップしてオンにします。

Playstation3を起動してフォトのメニューに移動するとUSB機器が追加されてます。

USB機器を選択したらスマートフォンの画像を見ることが出来ました。

SH-06Eで撮影した動画ファイルは本体に保存してもSDに保存してもなぜかPlaystation3で認識されませんでした。
SH-06Eが録画するファイル形式はMP4でPlaystation3も対応しているはずですが、MP4といってもファイル毎にコーデックは様々です。
残念ながらコーデックが未対応だったようです。

関連ブログ

[Playstation3] 音の遅れを解決する
[Playstation] DUALSHOCK3の電源が入らなくなったら

以上、参考になれば幸いです。

2014年9月13日土曜日

Unity3DのソースをVisual Studio Expressで編集する

How to use Unity3D with Visual Studio Express
UnityでC#のソースを編集すうる方法はいくつかあります。
・Unity付属のMonoDevelopを使う
・Visual Studio Expressを使う
・製品版Visual Studioを買ってVisual Studio Tools for Unity を使う

MonoDevelopは十分な機能を備えてると思います。ですが人によってはなじめないかもしれません。
Unity公式のページで無料で使えるVisual Studio Expressで編集する方法が載っていたので試してみました。
http://docs.unity3d.com/Manual/VisualStudioIntegration.html

環境

・Windows8 64bit版
・Unity3D 4.5.2f1

Visual Studio Expressのダウンロード

Visual Studio Express (以下VSExpress)は2013 for Windows Desktopをダウンロードしてみました。
下記リンク先からISOファイルをダウンロードし、マウントしてインストールします。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40787

VSExpressで編集してみる

Unity3Dのプロジェクトを開きます。
公式サイトで説明されているとおりの手順で編集してみます。
Unityのメニュー
Assetes - Sync MonoDevelop Project
をクリックします。
MonoDevelopが起動しますが無視します。
ProjectウィンドウのAssetsフォルダーを右クリックして Show in Explorer をクリックします。
Explorerが起動するのでその中の拡張子がslnのファイルをダブルクリックします。
自分の環境はslnファイルが二つあるのでファイル名の末尾に csharp とついている方をダブルクリックしました。
種類違いのVSExpressを複数インストールしているとこんな画面がでます。
もし表示されたら for Windows Desktop を選択してOKをクリックします。
これでVSExpressが起動します。ソースがない状態で起動したのでのっぺらぼうです。
プロジェクトにC#のソースを追加してからVSExpressを開いてみました。
ちゃんと編集できました。

VSExpressをC#のエディターとして使うことができました。
改行コードの警告が出ますがビルドして実行もできました。

「Visual Studioを使いたい、でも製品版を買うのは抵抗ある」という人にはExpressを使ってみる方法がお勧めです。
ただしExpressは製品版に比べると機能制限があります。気に入ったら製品版Visual Studioを買ってVisual Studio Tools for Unityを使うといいと思います。

ちなみにVisual Studio Tools for Unityは次のようなことができるようです。翻訳が間違ってたらすいません
・Visual Studio のデバッガーが使える
・Visual Studio からUnityを実行できる
・Visual Studio のコードスニペットやウィザードが使える
・Visual Studio でUnityのコンソール出力を受け取れる、など


関連ブログ

[Unity3D] MonoDevelopのテキストエディターを使いやすくする
[Unity3D] 透視投影と平行投影を合成するには[Unity Chan]
[Unity3D] Unityでプロ生ちゃんMMDモデルを扱う
[Unity] オーディオの音量が小さい
[Unity3D] Blender could not be found.を解決するには

以上、参考になれば幸いです。

2014年9月6日土曜日

VOCALOID3 Editorの種類とMac対応まとめ

VOCALOID3は歌声ライブラリー(歌手)とエディターが別売りです。
各歌声ライブラリーには「Tiny VOCALOID3 Editor」というエディターが付属しますが、制限があります。
(トラック数が1、最大小節数が17、エフェクターが使えない、Macに未対応など)
制限に縛られずに使うなら別売りのエディターを買うことになります。
年を追う毎にエディターの種類が増えたり、Mac対応版が発売されたりしたので各製品の違いを勝手にまとめてみました。

VOCALOID3 Editor (初代)

2011年発売
Windows専用
スタンドアローンで動作します。

VOCALOID3 Editor SE

2013年発売
Windows専用
初代発売からSE発売までの間に公開されたアップデートパッチを全て適用済のVOCALOID3 Editor
無料で公開されているJobPluginが多数付属

初代を買っても公式サイトからパッチをダウンロードしてインストールすればSEと同等になります。
VOCALOID3 Editor SE = 初代 + パッチ + JobPlugin
SE発売後もボカロネット対応などのパッチが公開されているのでどちらを買っても最新のパッチをインストールすることになると思います。
JobPluginは無料でダウンロードできるので初代とSEのどちらを買ってもあまり問題ないと思います。

VOCALOID3 Editor for CUBASE (無印)

2013年発売
Windows専用
要Cubase7 / Cubase7.5 (AI7やLE7でもOK)
通称「ボカキュー」
Cubaseの追加機能として動作します。

VOCALOID3 Editor for CUBASE NEO

2013年発売
Windows/Mac両対応
要Cubase7 / Cubase7.5 (AI7やLE7でもOK)
ライセンスは1台分なのでWindows1台とMac1台で同時使用する場合は2つ買ってそれぞれインストールしてアクティベーションする必要があります。

Windowsユーザーなら無印とNEOのどちらのボカキューを買ってもあまり問題ないと思います。
ただし今はWindowsユーザーでも将来Macを使う予定があるならボカキューNEOを買うことをお勧めします。
ボカキューNEOならWindowsにインストールした後でも ディアクティベーションツール
でアクティベーションを解除すれば、Macにインストールしてアクティベーションすることができます。

Piapro Studio

2013年公開
Windows/Mac両対応
クリプトン製VOCALOID3ユーザー(KAITO V3、初音ミクV3、MEIKO V3)なら無償で使えます。
StudioOne Artist Piapro Editionなどで使えるVSTiプラグインと、GarageBandなどで使えるAUプラグインがあります。


なぜかMac対応のVOCALOID3 Editorはありません。
Macでボーカロイドを使うなら次の2種類の手段になるようです。
・Cubase7のどれかを手に入れてボカキューNEOを買う
・KAITO V3、初音ミクV3、MEIKO V3のどれかを買ってPiapro Studioを使えるようにする

今年か来年にはCubaseの新バージョンが発表されると思いますが、新Cubaseで現在のボカキューが使えるかは不明です。

VOCALOID3歌声ライブラリーのMac対応状況

MacだけでVOCALOIDを使う場合、Mac版ボカキューやPiapro Studioの他、Mac対応の歌声ライブラリーを用意する必要があります。
比較的新しいVOCALOID3はWindowsとMacの両方に対応してますが、古めの製品は要注意です。
SeeUはMacに対応する前に販売が終了しました。もし在庫があってもWindows専用です。
現在ダウンロード専用販売の 兎眠りおん はMacに対応してないようです。パッケージ版の在庫があってもWindows専用です。
パッケージで販売されているVOCALOID3版 メグッポイド や がくっぽいど はWindows専用版を買っても、ユーザー登録すればMac版のダウンロードができるようです。
VOCALOID2や初代VOCALOIDはすべてMacに未対応です。


体験版

このブログを書いている時点ではMacでも使えるボカキューの体験版が公開されてます。
http://www.vocaloid.com/lineup/vocaloid3/trial/

関連ブログ

ピアプロスタジオをStudioOneなしで起動する
他社ボーカロイド・外国語ボーカロイドに対応したピアプロスタジオ
初音ミクV3とピアプロスタジオ [StudioOne]
VOCALOID Editor for CUBASE(ボカキュー)で何が変わるか?
Cubaseで「ぼかりす」(VocaListener)っぽいことをする
[UTAU] VOCALOID3をVSQファイルに変換する
VOCALOID Deactivation Tool を使ってみました
CUBASE7.5をインストールしました [VOCALOID][ ピアプロスタジオ]
KAITO V3 とピアプロスタジオ
MEIKO V3
メグッポイドユーザー用 INTERNET FormantShift VST

以上、参考になれば幸いです。

2014年8月30日土曜日

パソコンをフォーマットせずにKNOPPIX Linuxを使う

How to launch KNOPPIX Linux
前回 はXPパソコンをフォーマットしてCentOSをインストールしてみました。
XPを消してしまうのは困る、でもLinuxを使いたいという人は、DVDやUSBメモリーから起動して使えるKNOPPIXがあればXPを残したままLinuxを起動することが出来ます。

インストール先の環境

・32bit PentiumM (シングルコアでHTTもない)
・512MBのRAM


KNOPPIXのダウンロード

公式サイトからisoファイルをダウンロードします。
http://www.risec.aist.go.jp/project/knoppix/
このブログを書いている時点ではKNOPPIX7.0.2が最新版でした。


ISOファイルをブート可能なUSBメモリーにコピーする

UNetbootinというフリーウェアを使ってUSBメモリーにISOファイルの内容をコピーます。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20090907_312720.html
この作業はWindows8で行いました。
30分か1時間くらいかかったと思います。

USBメモリーからブートさせるためBIOS画面はこちらです。


USBメモリーからブートしたらDefaultを選んで起動します。

起動しました。
個人的によく使う画像編集ソフトのInkscapeやGIMPが最初から入ってます。
オーディオ編集ソフトのAudacityも入ってます。
なぜか無線LANが自動ではオンにならないので本体のボタンをオンにしました。

同じソフト同士をXPと比べるとKNOPPIXのほうが遙かに速く動作します。
使う予定がないので実験的にKNOPPIXを起動してみましたが予想以上に使いやすいという結果になりました。
パソコンをフォーマットしてKNOPPIXをインストールするのもいいかもしれません。

関連ブログ

XPパソコンにCentOS Linuxを上書きインストール
VirtualBoxにCentOS7.0をインストール
Windows8をVMWare Playerにインストールする
[Android] Android4.0をVmwareやVirtualBoxで起動する
[Android] x86用Android4.0(ics-x86)はVmwareで使えるか?
[[Android] VmWare PlayerでAndroidをデバッグする

以上、参考になれば幸いです。

2014年8月23日土曜日

XPパソコンにCentOS Linuxを上書きインストール

Windows XPの時代に買ったノートパソコンがあるのですが、勿体なくて処分できずにいます。
かといってOSがXPのままというのも問題がありそうです。
前回は VirtualBoxにCentOSをインストールしましたが、今回は実機にCentOSをインストールしてみます。

インストール先の環境

・32bit PentiumM (シングルコアでHTTすらない)
・512MBのRAM


CentOSのISOイメージファイルのダウンロード

XPは使いたくないのでWindows8のPCでダウンロードしました。
インストール先のPCはCPUが32bitなので下のURLからi386版をダウンロードします。
http://wiki.centos.org/Download

このブログを書いている時点では、32bit版はCentOS6.5が最新版のようです。
CentOS-6.5-i386-bin-DVD1.iso というファイルをダウンロードしました。


ISOファイルをブート可能なUSBメモリーにコピーするのはNGらしい

UNetbootinというフリーウェアを使ってUSBメモリーにISOファイルの内容をコピーしてインストールを試みました。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20090907_312720.html
この方法だとブートは出来るのですがインストールの途中で失敗します。ライティングソフトを使ってDVD-Rに書き込んだ方がいいようです。
ファイルのダウンロードやDVD-Rへの書き込みはWindows8で行いました。


DVD-Rからブートしてインストールする

ISOファイルの内容をDVD-Rに書き込みます。ライティングソフトがISOファイルの書き込みに対応してなければフリーウェアのImgBurnを使うといいと思います。
XPパソコンをDVD-RからブートさせるためBIOS画面を開いて設定します。
昔はやったテカテカの液晶なので写真が撮りづらいです。


インストール

インストールは2時間くらいかかったと思います。
特に苦労することなく出来ました。
PC本体の無線LANのボタンを押さないと無線LANが有効にならないとか、Firefoxのバージョンがやたら古いとか気になるところがいろいろあります。
インストールオプションはDesktopとしてインストールしました。Workstationを選んだ方がよかったかも?


この先どうする?

XPのまま放置するよりはいいと思ってCentOSをインストールしてはみました。
XPに比べるとCentOSの方が軽快に動作しているするような気がします。
この先の使い道は人それぞれですが、Webアプリの開発用サーバーとか、svnやgitのサーバー、USBハードディスクをつなげてsambaをインストールしてNASとして使う、などがあるかと思います。
XPの代わりとして使うならCentOSよりはUbuntuやKNOPPIXの方がいいかもしれません。

タッチパネルのPCならx86版Androidをインストールするのもいいと思います。


関連ブログ

パソコンをフォーマットせずにKNOPPIX Linuxを使う
VirtualBoxにCentOS7.0をインストール
Windows8をVMWare Playerにインストールする
[Android] Android4.0をVmwareやVirtualBoxで起動する
[Android] x86用Android4.0(ics-x86)はVmwareで使えるか?
[[Android] VmWare PlayerでAndroidをデバッグする


以上、参考になれば幸いです。

2014年8月16日土曜日

VirtualBoxにCentOS7.0をインストール

CentOS on VirtualBox
バーチャル・プライベート・サーバー・サービスのConoHaに登録してみました。
http://www.conoha.jp/
ConoHaで利用できるOSはLinuxディストリビューション各種やWindows Serverが選べます。ISOイメージの持ち込みも可とのことです。
リーズナブルなのはLinuxで、デフォルトではCentOSが使えます。
ConoHaデビューする前に自分のパソコンで練習したいということで仮想環境にCentOSをインストールしてみました。


環境

・64bit版 Windows8


uEFI(BIOS)の設定変更

今回はVirtualBoxを使うので仮想化機能を有効します。
大抵のパソコンはCPUの仮想化機能を使わないように初期設定されています。
uEFI(BIOS)のセットアップ画面を起動して、仮想化機能をEabledに変更します。
IntelのCPUは
Intel Virtualization Technology
Intel VT-d Feature
の両方をEabledにします。

AMDのCPUはAMD-V や Secure Virtual Machine Mode という項目を有効にします。


VirtualBoxのインストール

ConoHaはKVMによる仮想化OSを提供しているとのことですが、WindowsをKVMのホストOSにすることはできないのでVirtualBoxを使います。
VirtualBoxのインストールは過去のブログに記載済みです。
Windows8 を VirtualBox にインストールする
最新のVirtualBoxをダウンロードしてインストールして下さい。


CentOSのダウンロード

CentOS公式サイトからISOファイルをダウンロードします。
http://www.centos.org/download/

今回は「DVD ISO」をダウンロードしました。

ちなみに旧バージョンの6.5は下記URLからダウンロードできます。
http://isoredirect.centos.org/centos/6/isos/x86_64/


VirtualBoxにCentOSのインストール

ConoHaの1GBプランで使うことを想定してメモリーサイズは1024MBに設定します。
CPUのコア数は設定ボタンをクリックしてシステムのプロセッサーから設定できます。
仮想環境を作ったら起動してISOファイルをマウントしてインストールを進めます。
rootパスワードとユーザー作成して再起動するとログインできます。
初期設定のまま進めたらX Windowがインストールされませんでした。


インストールし直したい

X Windowがインストールされなかったのでやり直したい、と思ったらこの環境を残したままインストールし直すことができるのが仮想環境のいいところです。
もう一度インストールしてみたら途中の「ソフトウェアの選択」が最小限になっていたのでX Windowが使えなかったようです。
このボタンをクリックして「サーバー(GUI)」を選んでインストール直しました。
結果はこの通り。


その後は

起動するとネットワークがオフになってるのでオンにしました。
ConoHaのVPSと同じ環境にするなら少なくともApache、PHP、MySQL、WordPressをインストールして使えるようにする必要があります。
実際に使ってみるとUbuntuとかWindows Serverの方が良かったと思うかもしれません。
じっくり使ってみて納得できる手段でConoHaデビューするといいと思います。


関連ブログ

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[Android] Android4.0をVmwareやVirtualBoxで起動する
Windows8 を VirtualBox にインストールする
[Android] VmWare PlayerでAndroidをデバッグする
Windows8をVMWare Playerにインストールする
[Android] x86用Android4.0(ics-x86)はVmwareで使えるか?

以上、参考になれば幸いです。

2014年8月9日土曜日

[Unity3D] 透視投影と平行投影を合成するには[Unity Chan]

How to blend 2D veiw and 3D view
2014年4月、ゲーム開発エンジンUnityのマスコットキャラクター「ユニティちゃん」が公開されました。
早速使ってみました。

ユニティちゃんを表示するまで

・公式サイト http://unity-chan.com/ から UnityChan.unitypackage をダウンロードする
・Unityを起動してNew Projectを作成する
・ダウンロードした UnityChan.unitypackage をUnityの Assets フォルダーにドロップする
・UnityChanフォルダーのPrefabsPrefabフルダーのunitychanをHierarchyにドロップする

以上のUnityの基本的な操作でユニティちゃんを表示することができました。
さらにDirectional Lightを配置して背景を適当に作ってみた結果が下のスクリーンショットです。


3Dならではの問題

正面のユニティちゃんは自然に表示されます。
カメラ付近の右や左にユニティちゃんをに配置すると不自然な見え方になります。
これは遠近感を表現するため近くのものは大きく、遠くのものは小さく表示されるためです。

カメラのInspectorで、ProjectionをPerspectiveからOrthographicに変更すると遠近感がなくなりアニメのような表示になります。
Perspectiveは遠近法や透視投影などと呼ばれる投影方法です。OpenGLのglFrustum()に相当します。
Orthographicは正射影や平行投影(並行投影)などと呼ばれる投影方法です。OpenGLのglOrtho()に相当します。
ユニティちゃんはOrthographicで表示してみます。
視野の広さは size で調整します。

個人的にはユニティちゃんはOrthographicで表示した方が好みです。
ところが背景の奥行き感がなくなってしまいました。


キャラクターは2D、背景は3Dにしたい

ユニティちゃんはOrthographic(平行投影)でアニメのように、背景はOrthographic(透視投影)で立体的に表示する方法を試してみました。


開発環境

・64bit Windows8
・Unity3D 4.3.4


ユニティちゃんのLayerを設定

UnityChanのHierarchyでUnityChanを選択し、InspectorのLayerからAdd Layerを選択します。

User Layoer 8 に「Ortho Layer」と設定しておきます。


透視投影用のMain Cameraの設定

初期状態で「Main Camera」というカメラが設定済みだと思います。
このカメラを背景用とします。
Main CameraのInspectorを開き、ProjectionをParspectiveにしておきます。
そして、Culling Maskから先ほど追加した「Ortho Layer」をオフにします。
これでユニティちゃんが表示されなくなりました。


平行投影用のカメラのを追加

メニューから
GameObject - Create Other - Camera
で新しいカメラを追加します。
追加したカメラが区別できるように、名前はCamera 2としておきます。
Camera 2は
Clear Flags を Depth Only、
Culling Mask を 「Otho Layer」に設定します。
ProjectionはOrthographicにしてください。

「Ortho Layer」に設定したユニティちゃんがCamera 2の視界に入るように位置やSizeを調整して下さい。


各カメラのDepthの設定

Sceneに複数のカメラを持たせると、Depthが小さいカメラから順に描画されます。
背景用カメラのDepth を 平行投影用のカメラのDepthより小さい設定にします。
今回はMain CameraのDepthを0、Camera 2のDepthを1にしました。
これでユニティちゃんの後ろの背景は立体的に、ユニティちゃんはアニメのように表示することが出来ました。


ParspectiveとOrthographicの比較

左側がParspective、Orthographicで表示してます。
左右対称にしただけで位置もポーズもほとんど同じです。
見え方が全然違いがはっきり分かります。


Orthographicの問題

Orthographicで表示されるオブジェクト(ユニティちゃん)はカメラから離れた場所にいても小さく表示できません。
2D表示に特化したゲームならそれでいいかもしれません。
奥行きを表現したい場合はカメラとの距離に応じてScaleを小さくするプログラムが必要です。


実用的な使い方

3Dと2Dの表現を混在させるのに便利です。
下の画像はプロ生ちゃんのドット絵をOrthographicのレイヤーに、背景をParspectiveのレイヤーに表示させた例です。
プロ生ちゃんの素材はこちらからダウンロードできます。
http://3d.nicovideo.jp/works/td8608


影響を受けたのはストリートファイターIV

「(スーパー)ストリートファイターIV」グラフィックス講座(後編)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20111201_494567.html
によると、ストリートファイターIVは「X軸方向のみ正射影でレンダリング」という処理をしています。
この方法なら画面の左右にいても大きさが変わらないし、遠ざければ小さく表示されます。
今回は同じ事をしているわけではありませんが、近いこと(?)がプログラムなしでできたので良しとします。

関連ブログ

[Unity3D] Unityでプロ生ちゃんMMDモデルを扱う
[Unity3D] MonoDevelopのテキストエディターを使いやすくする
[Unity 3D] Blender could not be found.を解決するには
[Unity] オーディオの音量が小さい


以上、参考になれば幸いです。