CUBASE7ではチャンネル設定やStudioEQにスペクトル(周波数ごとの振幅)が表示される様になりました。
CUBASE6以前はMultiScopeという付属プラグインでスペクトルを表示する方法がありました。
チャンネル設定とMultiScopeの精度を比べてみました。
環境は次の通りです。
・Windows8 (64bit)
・CUBASE7.0.5 (64bit)
検証する方法はオーディオトラックに付属プラグインのTestGeneratorをインサートするだけです。
TestGeneratorは初期状態で440Hzのサイン波を-12dBで出力します。
チャンネル設定やStudioEQは440Hzあたりをピークに表示しています。
一方、MultiScopeは波形がゆらゆらと動いて落ち着きません。440Hzあたりにピークがありますが、なぜか1.4kHz~1.5kHzに山ができてしまいます。
サイン波以外を比較するとさらに違いが分かります。三角波の比較では明らかに情報量が違います。
理由は不明ですがMultiScopeはかなり古いプラグインです。PCの平均的な処理能力が今よりずっと低かった頃から付属していたようなのでスペクトル解析も当時のPCの処理能力に合せて設計されていると思われます。
一方のチャンネル設定のスペクトルモニターはCUBASE7から搭載された機能です。現在の技術に合せて設計されていると思うのでチャンネル設定の方が精度が高いのだと思います。
さらにCUBASE7からStudioEQもスペクトル表示できるようになりました。右のSpectrumをクリックすると表示されます。 StudioEQの精度はチャンネル設定とほぼ同じようですが、振幅はより広い±30dBの表示です。
MultiScopeはプラグインなのでどこにでもインサートすることができます。
エフェクトをかける前とかけた後のスペクトルを比較する場合はMultiScopeを二つインサートしていましたが、より正確な比較をするときはStudioEQやチャンネル設定を使う方が良さそうです。
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以上、参考になれば幸いです。
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