CollabNet Subversion EdgeをインストールしたらWindows7の起動が遅くなりました。
イベントビューアーを見ると同じエラーが何度も出てます。
CollabNet Subversionのバージョン2.0から添付されるようになった Subversion Edge の起動に時間がかかっているようです。
30000ミリ秒以内に起動しない以外は問題なく動作しているのですが、負荷の原因になっているようです。
設定を変更するため
コントロールパネル - システムとセキュリティー - 管理ツール - サービス
を開きます。
「CollabNet Subversion Edge」の名前を探してダブルクリックし、スタートアップの種類を「自動(遅延開始)」に変更します。
同じように「CollabNet Subversion Server」も「自動(遅延開始)」に変更します。
これでエラーはなくなりました。
MtkはSubversion Edgeを使わないのでスタートアップの種類を「手動」にしました。
Windowsは起動と同時にいろいろな処理を開始するので、自動起動のサービスは最小限に設定したいところです。
Windows 7/Vistaはサービスの遅延開始が設定できるので、うまく設定すると起動時の負荷を減らせます。
以上、参考になれば幸いです。
2011年9月24日土曜日
2011年9月17日土曜日
[PlayStation] DUALSHOCKの修理
Repairing a broken DUALSHOCK
プレステ2のコントローラDUALSHOCK2が誤動作するようになってしまいました。
振動すると、触ってないはずの×ボタンとL1ボタンが押されたような動作をします。
コントローラーを本体から抜き差ししても誤動作するので分解してみました。
ボタンや配線やハンダに異常はなさそうです。
ただし、赤丸で囲んだモーターのスポンジが劣化しています。
おそらくモーターに遊びができてしまい、回転した瞬間に基板に干渉していると思われます。
ホームセンターやカー用品店で売られている「制振テープ」とか「隙間テープ」を用意して修復します。上の画像のコントローラーの下に写っているものがそれです。
モーターに張られていたスポンジの厚さは1mmほどでした。今回用意できたのはそれよりちょっと厚めですが問題ありませんでした。
古いスポンジは強力な両面テープで貼られているので根気よくはがします。
はがした後に新しいスポンジを貼り付けます。
後は元通りに組み立てます。
これで誤動作しなくなりました。
以上、参考になれば幸いです。
プレステ2のコントローラDUALSHOCK2が誤動作するようになってしまいました。
振動すると、触ってないはずの×ボタンとL1ボタンが押されたような動作をします。
コントローラーを本体から抜き差ししても誤動作するので分解してみました。
ボタンや配線やハンダに異常はなさそうです。
ただし、赤丸で囲んだモーターのスポンジが劣化しています。
おそらくモーターに遊びができてしまい、回転した瞬間に基板に干渉していると思われます。
ホームセンターやカー用品店で売られている「制振テープ」とか「隙間テープ」を用意して修復します。上の画像のコントローラーの下に写っているものがそれです。
モーターに張られていたスポンジの厚さは1mmほどでした。今回用意できたのはそれよりちょっと厚めですが問題ありませんでした。
エーモン 防音テープ 3mm厚 |
ホルツ防振、防音テープ 5mm厚480円 |
はがした後に新しいスポンジを貼り付けます。
後は元通りに組み立てます。
これで誤動作しなくなりました。
以上、参考になれば幸いです。
2011年9月10日土曜日
[Android-NDK] ERROR [binderDied] end
How to solve "[binderDied] end" error
アプリを開発していたら、突然こんなエラーが起こりました。
ERROR/CameraService(1215): [binderDied] end
Android-NDKのログにはこんなエラーが出てます。
DEBUG/ndk(2474): [ 08-27 20:12:59.451 2474:0x9aa F//system/bin/app_process ]
DEBUG/ndk(2474): stack corruption detected: aborted
原因はJNI(Android-NDK)のchar配列の要素不足でした。
エラーになったコードの抜粋
sprintf関数の引数xとyとzがdouble型だったため、文字列に変換すると予想以上に長くなり、50バイトを超えてしまいました。
char c[50];を
char c[100];に変更したら正常に動きました。
LogCatに「CameraService」とあるし実際に android.hardware.Camera を使うアプリだったのですが、カメラは全く関係ありませんでした。
エラー内容と関係ないログが出力されたので、少し手間取りました。
ちなみにVisual C++ 2010 ではどんなエラーメッセージが出るのかと思い、同じバグを再現したところ
Run-Time Check Failure #2 - Stack around the variable '変数名' was corrupted.
バッファー オーバーランが *****.exe で発生し、プログラムの内部状態を破損しました。[中断] をクリックしてプログラムをデバッグするか、または [続行] をクリックしてプログラムを終了してください。
と表示されました。
「[binderDied] end」というメッセージはわかりにくいですが、「stack」と「corruption / corrupted」というキーワードを見たら、スタック領域の破損∋配列の要素不足の疑いがありそうです。
以上、参考になれば幸いです。
アプリを開発していたら、突然こんなエラーが起こりました。
ERROR/CameraService(1215): [binderDied] end
Android-NDKのログにはこんなエラーが出てます。
DEBUG/ndk(2474): [ 08-27 20:12:59.451 2474:0x9aa F//system/bin/app_process ]
DEBUG/ndk(2474): stack corruption detected: aborted
原因はJNI(Android-NDK)のchar配列の要素不足でした。
エラーになったコードの抜粋
sprintf関数の引数xとyとzがdouble型だったため、文字列に変換すると予想以上に長くなり、50バイトを超えてしまいました。
char c[50];を
char c[100];に変更したら正常に動きました。
LogCatに「CameraService」とあるし実際に android.hardware.Camera を使うアプリだったのですが、カメラは全く関係ありませんでした。
エラー内容と関係ないログが出力されたので、少し手間取りました。
ちなみにVisual C++ 2010 ではどんなエラーメッセージが出るのかと思い、同じバグを再現したところ
Run-Time Check Failure #2 - Stack around the variable '変数名' was corrupted.
バッファー オーバーランが *****.exe で発生し、プログラムの内部状態を破損しました。[中断] をクリックしてプログラムをデバッグするか、または [続行] をクリックしてプログラムを終了してください。
と表示されました。
「[binderDied] end」というメッセージはわかりにくいですが、「stack」と「corruption / corrupted」というキーワードを見たら、スタック領域の破損∋配列の要素不足の疑いがありそうです。
以上、参考になれば幸いです。
ラベル:
Android,
Android-NDK
2011年9月3日土曜日
[GPS] 経度1度の距離の求め方
How to get distance of 1degree longitude
緯度(北緯)1度あたりの距離はおよそ111kmですが、経度(東経)1度あたりの距離は緯度によって大きく変わります。経度1度の距離は赤道に近づくほど大きく、遠ざかるほど小さくなります。
GPSセンサーを使ったアプリケーションで距離を測る時に困ってしまいます。
経度1度のおおよその距離(km)は次の式で求められます。
経度1度の距離(km) = cos(緯度×0.017453293) × 111.3194908
※0.017453293=2×π÷360(角度からラジアンを求める係数)
※111.3194908=6378.137×2×π÷360(地球を半径6378.137kmの球として断面の円周を求める係数)
cos関数の括弧の中は緯度(北緯)のラジアンです。経度(東経)ではないのでご注意ください。緯度と経度を間違えると正しく計算できません。
この計算は地球を真円としてしますが、実際の地球は楕円です。
計算結果がどれくらい誤差があるのか、国土地理院の距離と方位角の計算と比較してみます。
緯度(北緯) | 計算値(km) | 国土地理院(km) | 大まかな位置 |
20 | 104.60610 | 104.64693 | 沖ノ鳥島 |
26 | 100.05330 | 100.11747 | 尖閣諸島 |
33 | 93.36038 | 93.45286 | 四国、九州 |
36 | 90.05936 | 90.16329 | 関東、近畿、竹島(島根県) |
40 | 85.27568 | 85.39341 | 東北 |
44 | 80.07654 | 80.20570 | 北海道 |
案の定、赤道から遠ざかるほど誤差が大きくなってます。北緯44度の地点で誤差0.16%です。
とは言え、三角関数1個の計算で距離が求まるので、
実際に使ってみると計算誤差よりセンサーの誤差のほうが大きいくらいです。
distance(km) of 1degree longitude = cos(latitude_degrees * 0.017453293) * 111.3194908
計算にはMicrosoft Excel 2010を使いました。
(※1) 2010年当時、スマートフォンが今のものよりスペックが低くバッテリー容量が少なかった頃の考えです (2016年4月追記)
以上、参考になれば幸いです。
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