プロ生公式暮井慧(プロ生ちゃん)MMDモデルをUnity3Dで動かしてみました。
プロ生ちゃんMMDモデルはこちら
http://3d.nicovideo.jp/works/td8608
Unity3Dとは
ゲーム開発ツールです。Blenderなどのモデリングツールで作ったモデルを取り込んでアニメーションさせることができます。C#やJavaScriptでプログラムを書いてゲーム進行や条件判定をつけることもできます。
動作検証した環境
・64bit Windows8・Unity3D 4.3.4
2014年8月、Unity用プロ生ちゃん公式パッケージが公開されました。
http://pronama.azurewebsites.net/2014/08/20/kurei-kei-3d-model-unity-package/
以下は公式パッケージが公開される前の内容です。
新規Unityプロジェクトを作成する
Unityを起動してFile - New Project
新規のプロジェクトを作成します。
シーンも保存しておきましょう。
MMD for Unityをインストールする
下記GitHubにてMMDモデルデータをUnityにインポートするためのツールが有志により公開されています。http://mmd-for-unity-proj.github.io/mmd-for-unity/howto.html
画面右上の「ZIP」ロゴの画像をクリックするとダウンロードできます。
このブログを書いてる時点でダウンロードしたMMD for Unityは
mmd-for-unity-proj-mmd-for-unity-v2.1b-0-gde6d097
というファイル名でした。
このZIPファイルを解凍し、UnityのProjectウィンドウのAssetsフォルダーにコピーします。
コピーはドラッグ&ドロップの操作で出来ます。
プロ生ちゃんMMDモデルをインポートする
プロ生ちゃんMMDモデルをフォルダーごとUnityのProjectウィンドウのAssetsフォルダーにドラッグ&ドロップします。プロ生ちゃんをオブジェクト化
UnityのメニューMMD for Unity - PMD Loader
をクリックします。
PMDLoaderの PMD File の右のボタンをクリックしてプロ生ちゃん.pmdを選択します。「プロ生ちゃん.txt」というファイルもインポートされていると区別しにくいので拡張子まで確認しましょう。
そしてconvertボタンをクリックすると
Unityにプロ生ちゃんが!
夢の共演?
2014年4月に公開されたUnityのマスコットキャラクター「ユニティちゃん」と共演させてみました。二人を並べるとプロ生ちゃんが大きく見えます。
プロ生ちゃんの身長は公式設定では「156cmくらい」です。
ユニティちゃんの身長は不明ですが、Unity3Dの単位はメートルです。
立方体で背比べした結果、ユニティちゃんの身長は150cm位でした。
プロ生ちゃんに比べて小さいと不自然な気がしたので、今回は公式設定を無視して二人を同じ背丈にしてみます。
Hierarchyでプロ生ちゃんを選択してInspectorのScaleをX,Y,Zとも0.85にすると二人の身長が同じくらいになりました。
背景が殺風景すぎるのでSkyboxも表示してみました。
MMDモデルをインポートすると
インポートしたMMDモデルのボーンの名前はMMDのものを引き継ぎます。Unityで一般的に使われるボーンの名前ではありません。
日本語で分かりやすい反面、ユニティちゃん付属のモーションを使い回すのが難しいです。
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プロ生ちゃんを動かすにはプログラミングが必要です。その反面モデルデータを自由に扱うことが可能です。
市販のゲームソフトで出来ることはUnityでもほとんど出来るはずです。
完成したアプリをiOSやAndroid用に公開してもいいですし、Web Playerとしてビルドすればニコニ立体に投稿することが出来ます。
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以上、参考になれば幸いです。
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