今更ですがCubaseを5から6にバージョンアップしました。
その際に起きたトラブルと対処方法をまとめました。
1.
Cubase5のHALionOneの音色プリセットが少ない
Cubase5からバージョンアップした場合、Cubase6でHALionOneを使う方法があります。
その設定方法がこちら
http://www.distribution-steinberg.jp/support/faq/entries/cubase_6/cubase_6vst/002150.php
ところがMtkの環境では、どれだけこの設定をやり直しても707音色のうち44音色しか引き継げませんでした。
MediaBayを開き、ローカルハードディスクを再スキャンしたら直りました。
原因はHALionOneの音色プリセットファイルを引き継ぐ前にMediaBayを開いてしまったためみたいです。
2.
32bitのHALion Sonic SEが使えない
Cubase6-64bitをインストールしてからCubase6-32bitをインストールしたら、なぜかCubase6-32bitでHALion Sonic SEが使えませんでした。
インストールDVDの
\Cubase 6 for Windows\Additional Content\VST Sound\HALionSonicSE.msi
をダブルクリックして手動でインストールしたら使えるようになりました。
32bitのHALion Sonic SEがインストールされなかったみたいですが原因は不明です。
3.
新しくなったDeEsser
Cubase5のDeEsserをインサートしたプロジェクトをCubase6で開くとエラーになります。
このままではDeEsserの効果が得られません。
原因はDeEsserがCubase6で新しくなったためでしょうか。ツマミが増えてボタンが無くなってます。
せっかくなのでCubase6のDeEsserをインサートし直しました。
GUIがCompresserやMaximizerのようになって、効果が目で確認しやすいです。
4.
ノイズ
ノイズと言っても故障ではありません。
Cubase5は快適に動くのですが、でCubase6ではプロジェクト再生中に「プチプチ」とノイズが入ります。
ASIOドライバーのサンプル数を増やしたらノイズが無くなりました。今までの倍のサンプル数に設定してます。
[デバイス]メニュー - [デバイス設定]を開き、オーディオシステムの下のオーディオインターフェイスのコントロールパネルで設定できます。
Cubase6ではPCの要求スペックが上がったようです。CPUの推奨スペックは箱に明記されていませんが、MtkのPCは貧弱すぎたようです。(CPUクロック3.0GHz×2コア、Windows7)
Cubase6は操作方法は従来と変わりませんが、画面が見やすく変わりました。
HALionSonicSEはいじれるパラメータが増え、プリセットの音色にSuperSAW等も追加されてます。
Windows Vista/7でCubase5を起動するのに必要だった管理者権限がCubase6では不要になった点も大きな変化です。
Cubase5に不満はありませんでしたが、Cubase6にバージョンアップして後悔はありません。
以上、参考になれば幸いです。
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