今までの開発経験から、Androidスマートフォンの機能ごとにバッテリーの節約方法について考えてみました。
ステータスバーの画像です。少しのアイコンしか表示されていなくてもAndroid端末は多くの処理を実行しています。
3G(データ通信)
オフにするとメールやテザリングなどのデータ通信ができなくなります。
すごく不便ですが、バッテリーのみならずパケット代も節約できます。
※オフにした場合、SPモードメールやCメールは新着通知だけ受信できます。メールの送受信はできません。
[設定] - [無線とネットワーク] - [モバイルネットワーク] - [データ通信] で設定できます。
詳細はこちら
Wi-Fi
オフにするとWi-Fiスポットに反応しなくなるのでバッテリー消費を少しだけ節約できます。
外出が多く3Gだけを使いWi-Fiルーターに接続することがなければオフにしてもいいと思います。
[設定] - [無線とネットワーク] - [Wi-Fi] で設定できます。
GPU
GPUはバッテリーを激しく消費するのですがユーザーは設定できません。
OpenGLを使うアプリケーション(ゲームに多いようです)はGPUをフルに使います。
アプリケーション実行中に本体が発熱するようならGPUが使われています。
ドコモ LYNX3D(Android2.1)はOpenGLアプリを終了した後もバッテリーが減り続けるという奇病があるので、アプリ終了後は本体の電源を入れ直してます。
(au IS01にはこの奇病はありません。同じメーカーなのに不思議です)
GPS
設定をオンに設定するだけならバッテリー消費に影響はないようです。
オフに設定するとGPSを使用するアプリケーション(Latitude、彼ログなど)が使えなくなります。
[設定] - [現在地情報とセキュリティ] - [GPS機能を使用] で設定できます。
ライブ壁紙
Androidの目玉機能ですが、バッテリー消費への影響が大きいです。
オフにしてしまうと不便になるので一番の悩みどころだと思います。
ウィジットアプリケーション
すべてのウィジットがバッテリーを激しく消費させるわけではありませんが、画面に常駐して何らかの処理をしているので、少なからずバッテリーに影響を与えます。
使っていないウィジットは画面から消すとバッテリーに優しくなります。
サービスアプリケーション
サービスはバックグラウンドで動作しています。
画面表示がないので次の画面操作で動作中のサービスの確認や停止ができます。
[設定] - [アプリケーションの管理] - [実行中のサービス]
ただし、プリインストールのサービスアプリケーションは停止できないことが多いです。
結論
バッテリーを長持ちさせると使い勝手が悪くなるジレンマに陥ります。
スマートに使おうとすると充電器が手放せません。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。