How to push java console applications for Bluemix
IBMのクラウドサービス・Bluemixを使って クエリちゃんの動画をランダムにツイート というアプリケーションを稼働させました。ソースはソースはGitHubに投稿してあります。
https://github.com/mtk-f/TweetNicoMovieForQuerychan
このアプリをBluemixで稼働させるまでの手順をまとめました。
環境
- Windows 10
- Eclipse Mars 2、Pleiades日本語化プラグイン
コンソールJavaアプリはjarファイルにエクスポートする必要がある
BluemixはEclipseで作ったJava EEアプリケーションをや配備するEclipse用プラグインが公開されていますが、コンソールJavaアプリはEclipseから配備することができませんでした。今回作ったアプリケーションは、Main()メソッドから処理を開始するコンソールアプリケーションです。
BluemixにコンソールJavaアプリを配備するにはまずjarファイルにエクスポートします。
Eclipseでjarファイルにエクスポートする方法は次の通りです。
プロジェクトのプロパティーを開いてメイン・クラス項目にMainメソッドを持つクラスを設定します。
プロジェクトのエクスポートから 実行可能JARファイル をクリックしてjarファイルの保存場所とファイル名を指定するとエクスポートできます。
Bluemixにjarファイルを配備するにはcfコマンドを使う
Bluemixにjarファイルを配備するには cf.exe というコマンドラインインターフェイスをダウンロードして操作します。コマンドプロンプトから文字入力による操作が必要なので難易度が高めです。
ダウンロードはこちら。
https://github.com/cloudfoundry/cli/releases
あらかじめWebのダッシュボードからBluemixのエンドポイントを調べておきます。
自分のエンドポイントはシドニーでした。
ここからコマンドプロンプトでcf.exeを使って操作します。
Bluemixのエンドポイントに接続します。
シドニーの場合の例:
cf api https://api.au-syd.bluemix.net
ログインします。
Bluemixにアカウント登録したメールアドレスが必要です。
例:
cf login -u メールアドレス -o メールアドレス -s dev
このあとパスワードを聞かれるので入力します。
jarファイルをアップロードします。
例:
fc push "アプリケーション名" -p "jarファイル名" -no-route
これでコンソールJavaアプリをBluemixに配備することができました。
配備したアプリケーションの開始や終了はcfコマンドからもWebのダッシュボードからも操作できます。
Bluemixを使ってみた感想
Azureに比べるとBluemixの日本人のユーザーは少ない印象ですが、丁寧に日本語翻訳された資料が公開されているので情報量には困りませんでした。今回はコンソールアプリを試しましたが、Java EEアプリケーションを Websphere Application Server の仮想環境で運用すると威力を発揮しそうです。
なお、Azureには日本人がデザインした「クラウドガール・クラウディア窓辺」というイメージキャラクターがいてことあるごとにノベリティを配布いしていますが、Bluemixにはそのようなキャラクターはいません。
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以上、参考になれば幸いです。
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