端末の画面が消灯中なら「技ありモード」はアプリケーションの特定の動作を一時的に止めます。(sendBroadCastを無効にします)
アプリケーションを一時停止させることで、バッテリーが最大2.5倍長持ちするとのことです。
その副作用として正常なアプリケーションが動かなくなる可能性があります。
バックグラウンドでBroadCastを送信・受信するアプリケーションは確実に影響を受けます。
2012年3月時点で「技ありモード」を搭載する端末は次の通りです。
docomo |
SH-01D SH-02D SH-04D SH-06D |
Softbank |
101SH 102SH 103SH 104SH DM011SH DM012SH |
au |
IS13SH IS14SH INFOBAR C10 |
EMOBILE |
A01SH |
WiMAXモデル |
EB-A71GJ |
画面消灯中の動作が必要なアプリケーションは「省エネ待受対象外リスト」に設定することで動作するようになるとのことです。
セキュリティ保護のためのアプリケーションは省エネ待受対象外リストに設定するべきだと思います。
最近、QuickPicというアプリケーションが日本のPlayストア(旧Androidマーケット)での公開を停止するということがありました。
理由は日本だけ「ファイルが消えた」というクレームがが多いとの理由でした。
日本で販売されているAndroid端末はそれぞれに個性的な独自仕様が盛り込まれているため、クレームの原因は独自仕様によるものではないかと思います。
「技ありモード」はユーザーの不満の一つであるバッテリーの持ち時間を改善するすばらしい機能です。
しかし、Ansroid-SDKの仕様を逸脱した機能でもあります。
将来「技ありモード」がどう影響するか不明ですが、QuickPicのように日本のユーザーによるクレームが炎上する可能性は十分にあり得ます。
以上、参考になれば幸いです。
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