How to attach UnityChan assets to original charactors
Unity3D ゲームエンジン(以下 Unity)にオリジナキャラクターをインポートして「ユニティちゃん」と同じように操作できる方法をまとめました。応用すれば MikuMikuDance 用のモデルにも適用できます。(下の画像)
環境
- Windows 10
- MakeHuman 1.1.1
- Unity 2017.3.0f3
オリジナルの人物モデルを作る
手っ取り早くオリジナルキャラクターを作るため人物のモデリングに特化した無料の MakeHuman を使いました。MakeHuman のライセンスは AGPL3 ですが作ったモデルのライセンスは CC0 で利用できるようです。
キャラクターのデザインは自由ですが次の設定をしておくと Unity にインポートした後の不具合が少ないと思います。
- Pose/Animate - Skelton は Cmu mb に設定する
- Pose/Animate - Pose は Tpose に設定する
キャラクターが完成したら
File - Export
で Filmbox (fbx) を選択して名前をつけて FBX ファイルにエクスポートします。
Unity にオリジナルモデルをインポートする
MakeHuman でエクスポートした FBX ファイルをサブフォルダーごと Unity の Project ウィンドウにインポートします。Project ウィンドウの先ほどインポートした FBX ファイルを選択して Inspector の Rig の Animation Type を Humanoid に変更し Apply をクリックします。
Unity に "Unity-chan!" Model をインポートする
Asset Store から無料でダウンロード出来る "Unity-chan!" Model をインポートします。このアセットのアニメーションやスクリプトをオリジナルキャラクターで動作させます。
オリジナルキャラクターに "Unity-chan!" のスクリプトを適用する
Project ウィンドウのオリジナルキャラクターを Hierarchy にドラッグ&ドロップします。Hierarchy ウィンドウのオリジナルキャラクターに Project ウィンドウの
Assets - UnityChan - Prefabs - for Locomotion
の以下の3つのプレファブを追加します。
- CamPos
- FrontPos
- JumpPos
オリジナルキャラクターの Inspector に Project ウィンドウの
Assets - UnityChan - Scripts
の UnityChanControlScriptWithRgidBody というスクリプトを追加します。
RgidBody と Capsule Collider が自動で追加されます。
RgidBody の Freeze Rotation の X・Y・Z をすべてオンにします。
Capsule Collider はキャラクターに合わせて大きさと位置を調整します。
オリジナルキャラクターの Inspector の Animator の Controller を UnityChanLocomotions に設定します。
Hierarchy の Main Camera に Project ウィンドウの
Assets - UnityChan - Scripts
の ThirdPersonCamera を追加します。
これで完了です。
地面がないと落下し続けるので Plane を追加して Mesh Corider をつけて地面として設置しました。
実行するとユニティちゃんと同じ動作をします。
カーソルキーで移動、走っている最中にスペースキーでジャンプします。
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