How to stabilize the USB keybord recognition
2016年1月頃からパソコンの電源を入れるとUSBキーボードが認識されないことが起きるようになりました。たまに認識されることもあります。
USB端子を刺し直せば必ず認識されます。
キーボード以外のUSB接続の周辺機器は正常に動作しています。
デバイスマネージャーでも正常に動作していると表示されます。
原因は不明ですが、色々試して認識されるようになるまでをまとめました。
環境
- Windows 8.1 64bit
やってみたけど直らなかったこと
- USB端子を別のUSBポートにつないでみる
- USBキーボードを買い換える
- デバイスマネージャーのUSBキーボードの項目を削除して再起動する
キーボードをつなぎ替えたり買い換えても改善しなかったのでキーボードの故障ではないようです。
試していないこと
- Windows OSの再インストール
ハードウェアの故障でないならソフトウエアの問題です。
Windowsの再インストールで直る可能性がありますが、手間と時間がかかるので今回は見送りました。
2016年1月のWindows Updateが怪しいです。
結論・ハイバネーションをオフにしたら直った
ハイバネーションを無効に設定したところUSBキーボードが必ず認識されるようになりました。Windows8.1は初期設定でハイバネーションが有効にされています。
ハイバネーションを無効にするには Command Promppt を管理者として実行します。
管理者権限の Command Promppt に次のコマンドを入力します。
これでハイバネーションがオフになります。
ハイバネーションとは
ハイバネーションが有効の場合、シャットダウンする際にメモリーの一部の内容をディスクドライブに保存します。次の起動時に保存した内容をメモリーに読み込んで一部のプログラムの読込と実行を省略するため、起動が高速化されるメリットがあるとのことです。
ただしSSDにWindowsをインストールしているパソコンでは、ハイバネーションを無効にしても起動時間は変わりませんでした。
ハイバネーションのデメリット
ハイバネーションが有効だとシャットダウン時にメモリーの内容をディスクドライブに書き込みます。そのため次のようなデメリットがあります。
- シャットダウンが遅い
- ディスクドライブの空き容量が減る
- USBキーボードが認識されないことがある
ハイネーションで起動時間が速くならないPCではデメリットの方が大きいという結果になりました。
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以上、参考になれば幸いです。
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