CUBASEにはグループチャンネルとFXチャンネルという機能があります。
「アウトプットのルーティング」をグループチャンネルかFXチャンネルに設定すればグループチャンネルかFXチャンネルを経由して出力させることが出来ます。
「Send」でグループチャンネルやFXチャンネルに設定すれば、元の音源の出力はそのままに、は別のチャンネルに並列に出力することが出来ます。
どちらも似たような機能ですが、次のような違いがあります。
「プラグインレイテンシーの補正の解除」を有効にしたとき
・グループチャンネルにインサートしたレイテンシーの大きいエフェクトはオフにされる
・FXチャンネルは何も影響を受けない
実際に確かめてみます。
このブログを書いている時点の環境は次の通りです。
・Windows8 64bit
・CUBASE7.5 64bit
FXチャンネルとグループチャンネルを用意し、それぞれにレイテンシーの大きいCurveEQをインサートします。
「プラグインレイテンシーの補正の解除」を有効にします。
グループチャンネルのCurveEQが解除されました。
「プラグインレイテンシーの補正の解除」を有効にするのは、録音済みのパートを聴きながら別の音源を録音する時が多い思います。
FXチャンネルは録音するときも有効にしておきたいエフェクト(リバーブなど)をインサートし、各チャンネルからSendさせる使い方に向いてると思います。
グループチャンネルは録音完了後、ミキシングの工程でマルチトラックで録音された音源(ドラムなど)を「アウトプットのルーティング」でまとめて音量や音質を調整する使い方に向いてると思います。
※個人的な案なので必ずこうしなければいけない訳ではありません。
以上、参考になれば幸いです。
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