Mtk's Blog: [VOCALOID] メグッポイドユーザー用 INTERNET FormantShift VST

About INTERNET FormantShift VST
今更ですが INTERNET FormantShift VSTを使ってみました。

INTERNET FormantShift VSTとは何か？
音楽用ソフトの発売元・株式会社インターネットが自社製品ユーザー向けに無料で提供しているVSTエフェクトです。
FormantShift VSTの詳細はと、本体とシリアル番号の入手方法はこちら
http://www.ssw.co.jp/products/vst/effect/formantshift/

また、 FormantShift VSTのVer1.00.1 アップデートプログラムも公開されています。
http://www.ssw.co.jp/lib/win_updata/fs1001_up.htm

昔「メグッポイド」を買ったのでユーザー登録してダウンロードしてみました。
「がくっぽいど」などのインターネット社製VOCALOIDやSinger Song Writerのユーザーもダウンロードできるようです。

インストール
ダウンロードした InFormantShiftSetup.exe をダブルクリックしてインストールをはじめます。

インストールの途中でシリアル番号の入力が必要になります。
インターネット接続またはFAXによるアクティベーションがあります。

本体インストール後にアップデートプログラムもインストールしました。

VOCALOID3 Editorでの利用
VOCALOID3 Editorを起動したら初期設定をします。メニューの
設定 - VSTプラグイン
を開きパス設定ボタンをクリックします。
VSTプラグインのパスの画面で
C:\Program Files (x86)\VstPlugins\INTERNET
を追加します。

早速使ってみます。MIXERのVSTスロットから FormantShift を選択します。

FormantShift VSTの画面が表示されます。
ボーカロイドを歌わせながら FormantShift VSTの真ん中のツマミをマウスのドラッグ操作で上げたり下げたりすると歌声が大きく変化します。

FormantShift VSTはメグッポイドに限らずどのライブラリーでも使えます。
文章だけでは効果を説明するのは難しいですが、たとえば初音ミクを歌わせながらツマミを上げると亞北ネルのようなキンキン声に、ツマミを下げると弱音ハクのような落ち着いた声になります。

CUBASEでの利用
CUBASEでの設定方法です。CUBASEを起動したらメニューの
デバイス - プラグイン情報
を開き VST 2.xプラグインのパス画面で
C:\Program Files (x86)\VstPlugins\INTERNET
を追加します。

これでインサートエフェクトとして使えると思います。

録音した自分の声にFormantShift VSTを使ってみるとおもしろいかもしれません。

FormantShift VSTのダウンロード権がないけど同じことをしたい
そもそもボーカロイドは GEN(ジェンダーファクター)というコントロールパラメーターでフォルマント調整する機能があります。

GENパラメーターを調整すればFormantShift VSTを調整したのと同じようなことができます。
GENパラメーターは64より大きく設定すると落ち着いた声に、小さく設定するとキンキン声になります。(FormantShift VSTとは正反対です)
ただし、VOCALOID3 Editorは再生しながらパラメーター設定できない仕様です。
FormantShift VSTはVOCALOID3 Editorを再生しながらリアルタイムにパラメーターを変更することができます。

CUBASE付属の Pitch Correct も似たようなことができます。
Formantの項目にShiftというパラメーターがあります。数字で表示されていますがマウスを上下にドラックするとFormantShift VSTに似た効果がリアルタイムに得られます。
Pitch CorrectはフォルマントのOptimizeが3種類(General・Male・Female)選べるようになってます。

Mtk's Blog

2013年9月21日土曜日

[VOCALOID] メグッポイドユーザー用 INTERNET FormantShift VST

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