How to extend the short sound
ワンショットの笛(Whistle) の「ピッ」という短い音を「ピーーー」という長い音にしたいことがあったのですが、Cubase のサンプラートラックを使ったら簡単に出来たのでその方法をまとめました。環境
- Windows 10
- Cubase Pro 9
サンプラートラックの設定方法
メディアベイから探せる Whitsle01bb28 というオーディオファイルを素材とします。ホイッスルの「ピッ」という1秒程度のオーディオです。プロジェクトにサンプラートラックを追加し、サンプラーコントロールに Whitsle01bb28 をドラッグ&ドロップします。
ループモードを Altanate に変更します。Continue でも似た効果になるので素材に合わせて自然に聞こえる方を選んでください。
この設定でサンプラーを再生するとオーディオファイルの最後まで再生し終わると後ろから前に再生を繰り返します。
波形ディスプレイの右の L (Loop End) を波形の右から5~6個目の波形の谷に移動します。自然なループに聞こえるように微調整してください。
波形ディスプレイの右の L (Loop Start) も波形の左から5~6個目の波形の谷に移動すると自然なループに聞こえます。
ループのつなぎ目でノイズが聞こえる場合はクロスフェードを微調整します。
これでノートオンしている間「ピーーーー」と鳴り続けるホイッスルのサンプルが出来ました。
さらに微調整する方法
調整出来るパラメーターはたくさんありますが、特に下の二つは設定することをおすすめします。音階をつけて演奏したい場合は Auido Warp を有効にするとより自然に聞こえることがあります。
サンプラートラックは初期状態でリリースタイムが0.2秒に設定されています。素材よってはゼロにしたりより長く設定すると自然な演奏出来る場合があります。
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