点火プラグの新調
点火プラグはエンジンに合せて様々な種類があります。メーカーのホームページなどで対象の自動車に適合する型番を選びましょう。今回は適切と思われ得る4本の点火プラグを新調しました。4気筒エンジンでも8本の点火プラグを使うエンジンもあるので、買う前によく確かめましょう。
エンジンのヘッドカバーを外す
ボンネットを開けます。最近のエンジンは塗装してあったりカバーしてあったり整備性が悪いです。
六角レンチでエンジンカバーの4本のボルトを外します。
点火コイルを引き抜く
10ミリのボルトを外します。点火コイルを引っ張って、配線がたわんだらコネクターも外します。点火プラグを外す
今回の点火プラグは16ミリの六角レンチで脱着します。点火コイルを外したプラグホールにレンチを挿入して点火プラグを緩めれば外せます。このエンジンはプラグホールが深いのでエクステンションバーが必要でした。 左が古い方、右が新しい方です。
光の加減で分かりにくいものの、古い方はカーボン(燃えかすの炭)で真っ黒です。
元に戻す
新しい点火プラグを装着して元に戻します。点火プラグの締め付けが弱いと、点火した瞬間ミサイルのように飛び出します。
かといって強く締め付けるとプラグがちぎれてエンジンヘッドの交換という高額な修理費が必要になります。
力加減に要注意です。
今回使った工具
・10ミリのソケットレンチ・16ミリの点火プラグ用ソケットレンチ
・エクステンションバー
・ラチェット
・六角レンチ
ソケットレンチを買うなら複数のサイズがセットになってるもののほうがいざというとき役立ちます。
エンジン不調の原因はアーシング
バッテリーのマイナス端子に導線を増設し、電装パーツのマイナス端子にでつないでやる改造をアーシングと言います。20年くらい前の自動車はエンジンのヘッドやブロックにアーシングするとと低回転のノッキングが改善することがありました。
そんなにわか知識からこの自動車にもアーシングをしてみたのですが、逆に悪化してしまいました。
ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0 では「ダイレクトイグニッションエンジンを採用する車体へのアーシングは (略) 性能低下を引き起こす」と主張されています。
測定装置がないので推測ですが、アーシングによって点火コイルのインピーダンスが変化してしまうのでしょうか。
アーシングの導線を外したら多少改善したものの点火プラグに蓄積されたカーボンはどうにも出来ず交換するに羽目になりました。
アーシング撤去と点火プラグ交換の効果は抜群
プラグを交換したら、かつてのエンジンの性能を取り戻すことが出来ました。現在宣伝されているエコカーに買い換えるのもいいですが、古い車を捨てずに大事に乗り続けるのもエコの一つだと思います。
以上、参考になれば幸いです。
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