安くて有名だったサーバーHP ProLiant ML115 G5にWindows7-64bitをインストールしてパソコンとして使っているのですが、メモリー(RAMモジュール)を5GB(2GB×2 + 1GB)から8GB(2GB×4)に増やしたら起動が不安定になりました。
過去に故障のためメインボードを交換してます。
CPUはAthlon X2に交換済みです。
電源が切れた状態から起動(コールドスタート)すると
・「ファイルを読み込んでいます」と表示した後に勝手に再起動し、修復セットアップを要求する(無視すると正常に起動する)
・「このファイルのデジタル署名を検証できません」と表示される(再起動すると正常に起動する)
のどちらかの現象が起こります。
たまに正常に起動しますが復元ポイントに戻されます。再起動した場合はこの症状は起きません。
イベントビューアーをみるとKernel-power イベントID41が記録されています。
※この問題は
起動しなくなったHP ProLiant ML115 G5が直った
にて完全に解決しました。
以下の解決方法は2011年7月時点の内容ですのでご了承ください。
結論
BIOS設定の
Advanced
- CPU Configuration
- Memory Channel Mode を
Independent から Combined に変更したら解決しました。
しかもメモリーのWindowsエクスペリエンスインデックスが7.1から7.2に上がりました。
容量もこの通り8GB(8MB×1024)と認識されてます。
試してみたけど解決に至らなかったこと
- 修復セットアップ
→復元ポイントに戻されるだけ、Windows Updateが台無しです - CドライブをフォーマットしてOSをクリーンインストール
→効果無し - ハードディスクのSATAケーブルを交換
→変化無し - BIOSのPowerNow!をDisableに設定する
→効果無し - グラフィックボードをRADEON HD5450(VRAM 512MB)からNVIDIA GeForce 8400GS(VRAM 256MB)に変更
→効果無し、ただし発熱量が下がりました - MEMTEST86+でRAMの不良確認
→異常なし - デバイスマネージャーのPCI標準PCI-to-PCIブリッジ デバイス13(オンボードのグラフィック機能)を無効にする
→効果無し - システムエラーの「自動的に再起動する」の無効化
→エラーが起きた後に再起動するかしないかの設定なので意味がない
気休め1・デバイス13の無効化
気休め2・システムエラーの「自動的に再起動する」の無効化
最近のWindowsは不具合が起きたらOSよりハードウェアを疑うべきです。
ただし今回の症状はハードウェアは正常で、しかもコールドスタートするとたまに発症する内容でなので対処方法がわかるまで時間がかかりました。
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