The Quality Management and Quality Control Examination strategy
私事で恐縮ですが、当ブログの著者はQC検定2級に合格しました。実際に試験を受けてみて効果があったと思われる攻略方法をまとめました。
「1回で合格」は1冊で合格できない
試験直前、会場に集まった受験者の多くが成美堂の「1回で合格! QC 検定2級テキスト & 問題集」を読んでました。当ブログの著者もこの参考書を買ってお世話になりました。
この参考書はQC検定2級の参考書として必須の内容だと思います。
しかし合格に必要な検定の説明が不足しています。
「1回で合格」というタイトルは魅力ですが、これ1冊で合格できる内容ではありません。
特に「1回で合格」に載っていないが出題頻度が高いと思われる検定について計算式を下記にまとめました。
ここに載ってない計算式が必要になることもあるので他の参考書や過去問にも目を通すことをおすすめします。
二つの母集団の差の検定
母集団の分散が既知の場合
検定統計量
両側検定の棄却域
ただし
片側検定の棄却域 (大きくなったか)
片側検定の棄却域 (小さくなったか)
ただし
母集団の分散が未知で標準偏差が同じ場合
検定統計量
ただし
両側検定の棄却域
片側検定の棄却域 (大きくなったか)
片側検定の棄却域 (小さくなったか)
母集団の分散が未知で標準偏差が異なる場合
検定統計量
両側検定の棄却域
片側検定の棄却域 (大きくなったか)
片側検定の棄却域 (小さくなったか)
データに対応のあるt検定の場合
検定統計量
ただし
両側検定の棄却域
片側検定の棄却域 (大きくなったか)
片側検定の棄却域 (小さくなったか)
相関係数のt検定
棄却域
d2を使った標準偏差の推定値
二元配置実験の伊奈の式
穴埋め問題は穴の前後に注目する
実践編の穴埋め問題は、問題文を読む前に選択肢に目を通します。その後、穴の前後の文章から最適と思われる選択肢を選びます。
何を最適と判断するかは国語力と暗記した内容次第なので、実践編も参考書の暗記が基本です。
まとめ
QC検定2級は90分試験時間で100前後の問題数が出題されます。100問もあると解答用紙のマークシートを塗りつぶす時間も無視できません。
試験本番で解答を導出しようとすると時間が足りないので、出題頻度の高い問題はすぐに解答できるようにしておく必要があります。
特に手法編の計算問題は計算式を使うのかを判断する練習と、必要な計算式を暗記しておくことをおすすめします。
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