How to play by ear using KAWAI-Band-Producer 5
楽譜を見ずに楽曲をコピーするにはその楽曲を聴いて音階やタイミングを解析する耳コピが不可欠です。オーディオファイルのコード進行などを解析できる河合楽器のバンドプロデューサー 5 を使って耳コピがどれくらい楽になるのか試してみました。
環境
- Windows 10
バンドプロデューサー 5 を入手する方法
体験版は公式サイトからダウンロードできます。http://cmusic.kawai.jp/download/demobp.htm
体験版はDirectX 9.0cのインストールが必要で15日間利用できます。
製品版をインストールする場合は先に体験版をアンインストールする必要があるとのことです。
製品版はソースネクスト http://www.sourcenext.com のキャンペーン期間中なら4000円くらいで購入できます。
本当に耳コピが楽になるか
ボーカル入りのJポップのwavファイルを解析してみました。解析は数秒で完了しました。
その結果、コードの解析結果が誤ってると思われる箇所がいくつかありました。
メジャーコードと思われる箇所がマイナーコードとして認識されたり、ないはずのテンションノートが追加されることなどあります。
誤認された内容手直しできれば人力で耳コピするより楽です。
ほかのDAWと連携する方法
バンドプロデューサーはほかのDAW(作曲やオーディオ編集ができるソフト)と連携する機能はありません。ですが解析したコード進行をSMF形式のファイルに書き出すことができます。
書き出したファイルをSMFファイル対応のDAWにインポートすればコード進行を編集することができます。
下の画像はバンドプロデューサーで書き出したファイルをCUBASEにインポートしコードイベントを抽出した結果です。
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