How to import FBX files into Houdini APPRENTICE
Houdiniは3次元CG編集ソフトです。Houdini APPRENTICEは無償で利用できるHoudiniの機能制限版です。
無料でありながらFBXファイルのインポートができるため、ゲームエンジン・Unity3DのアセットのFBXファイルをインポートして互換性を試してみました。
環境
- Windows
- Houdini FX Version 15.5.632
ダウンロードとインストール
公式サイトでアカウントを登録するとインストーラーをダウンロードできるようになります。http://www.sidefx.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=25
ライセンスの登録
インストール後、起動すると無料版を使うか有償ライセンスを登録するか問われます。今回は無料版のHoudini APPRENTICEを選択しました。
ライセンス照合のためファイアーウォールの許可が必要です。
ユニティちゃんのFBXファイルをインポートした結果
HoudiniにユニティちゃんのFBXファイルをインポートしたところ、顔のメッシュが表示されませんでした。Tree ViewにMTH_DEFオブジェクトがあるのでどこかに顔があるはずですが今のところ修正方法は不明です。
マテリアルごとにテクスチャ画像を設定した結果です。
頂点やUVは正常のようです。
ユニティちゃんに限って言えばHoudiniのFBXファイルの互換性はMetasequioa EXより高く、MODO Indieより低いようです。
MODO Indie については過去のブログ MODO Indie のFBXの互換性を試してみましたに記載してあります。
Houdiniの強み
Houdini APPRENTICEで作成したアセットはゲームエンジンのUnityやUnreal Engineなどで利用できます。特にパーティクルの開発に強ようです。
また、動画が見つかりませんでしたがBjörk氏の「Quicksand」というAR動画作成にも使われました。(CGWORLD2016 クリエイティブカンファレンスより)
難点
初期設定では日本語(マルチバイト文字)が含まれるファイルパスはHoudiniのファイルピッカーに正しく表示されないようです。ユニティちゃん以外のFBXファイルはクラッシュやハングアップを起こすことがありました。
関連ブログ
MODO Indie のFBXの互換性を試してみましたMetasequoia EX の FBXファイルの互換性を試してみました
Shade3D の FBXファイルの互換性を試してみました
[Blender] CLIP STUDIOにUnity3DやMMDのキャラクターを移植する方法
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以上、参考になれば幸いです。
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