How to create 3D models for CLIP STUDIO with MakeHuman
MakeHumanは人型の3次元CGモデルを作成できるオープンソース・ソフトウェアです。MakeHumanで作成したモデルは著作権が放棄されたCC0ライセンスのコンテンツとして利用できます。
MakeHumanで作ったモデルはCLIP STUDIOの3Dキャラクターに登録できるのでその方法をまとめてみました。
今回は表情や髪型が固定のキャラクターを作ります。
環境
- Windows 10
- MakeHuman 1.1.0
- CLIP STUDIO MODELER 1.6.0
MakeHumanでモデルを作る
MakeHumanを公式サイトからダウンロードして解凍し、makehuman.exeを実行します。MakeHuman | Open source tool for making 3d characters: http://www.makehuman.org/download.php
起動後はモデルが全裸なので画面上部のメニューの
Geometries - Clothes
で服を設定しました。
体格・肌の色・髪型などのパラメーターを設定します。
各パラメーターは自由に設定していいわけですが、ボーンとポーズは次の設定にするとCLIP STUDIOで編集しやすくなります。
Pose/Animate - Skelton で Game engine を設定する。
Pose/Animate - Pose で Tpose を設定する。
MakeHumanのモデルをFBXにエクスポートする
モデルが完成したらFile - Export
で Filmbox (fbx) を選択して名前をつけてfbxファイルにエクスポートします。
textureというサブフォルダーに保存されるテクスチャ画像ファイルはfbxファイルと同じ場所に移動します。
CLIP STUDIO MODELERにインポートして登録する
CLIP STUDIO MODELER は有償製品ですがこのブログを書いている時点では体験版で人型モデルの登録ができます。公式サイトからダウンロードしてインストールし起動します。
3Dデータセットアップツール CLIP STUDIO MODELER: https://www.clip-studio.com/clip_site/download/clipstudiomodeler/clipstudiomodeler_top
起動したらキャラクター構成ウィンドウのボディの「ファイルから追加」でfbxファイルを追加します。
画面右下の骨のボタンをクリックして標準ボーンのマッピングを行います。
腕の角度はそのまま次へ
MODELERのバグなのか、たまにボーンが表示されないことがあります。
ボーンを頭・右腕・左腕・右脚・左脚の順にクリックして次へ。
だいたいの場所をクリックすれば認識します。
5種類のポーズアイコンをクリックして、全てガイドモデルと同じポーズになれば完了をクリックします。
これで最低限の設定ができたのでメニューの
ファイル - 新規素材として登録
でCLIP STUDIOの素材として使えるようになります。
今回は表情が固定なのでモブキャラやデッサン人形として使うことになると思いますが、無料で増やせるのはありがたいですね。
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以上、参考になれば幸いです。
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