How to give a respectful burial to the late pets
私事で恐縮ですが10年以上飼っていた猫が自宅で逝去しました。よくなつき和みと癒やしを与えてくれた猫だったので、どれだけ費用がかかっても手厚く葬るつもりでした。
しかし亡骸をどうするかについて家族との間で意見の食い違いがあったのでその結果をまとめました。
法令では動物の亡骸は燃えるゴミとして扱う
廃棄物処理法では小さな昆虫や魚から大型犬に至るまで、動物の亡骸は燃えるゴミとして処分するように定めているようです。亡骸がウィルスや病原菌を持っていても燃やしてしまえば消毒されるので衛生的です。
事故で亡くなった野良猫を見つけたときはゴミ処理場に電話して引き取りに来てもらったこともあります。
しかし、飼い主の思い上がりではありますが、家族同様に長年連れ添ってきたペットの亡骸をゴミとして捨てることはペットがかわいそうです。
最期のお別れはきちんとしたいものです。
民間のペット火葬業者を利用する方法がある
近所に民間のペット火葬業者があるのを知っていたのでネットで調べたところ、次のようなサービスを用意していました。- お骨の処分を業者に任せるコース
- お骨を余所のペットと一緒に業者の敷地内に埋葬する合同葬コース
- お骨を持ち帰るコース
猫のお骨を持ち帰るコースは3~4万円ほどでこのコースを利用するつもりでした。
お骨を持ち帰らないという考え方がある
しかし家族にお骨を持ち帰ることに反対されました。思い出すのがつらいようです。食いしん坊で肥満気味の猫でしたが腎臓を悪くし、息を引き取るまでの一ヶ月は食事せずガリガリに痩せてしまい歩く動作はヨロヨロでした。
そんな姿を思い出すのは確かにつらいことです。
ペットのお骨を持ち帰ることは悪いこととは思いませんが、持ち帰っても命のないお骨が喜ぶわけでもなく亡きペットと再会できるわけではありません。
自分にそう言い聞かせて家族の意見を尊重することにしました。
斎場によっては犬や猫を火葬してくれる
最寄りの斎場ではペットを火葬してくれることがわかり、斎場を利用することになりました。最寄りの斎場の場合、動物の亡骸はまとめて火葬するので他のお骨と混ざってしまうためお骨の返却はありません。
日曜日でしたが電話するとすぐに受け付けてくれました。
費用は亡骸の大きさや重さによって変わりますが、猫の場合は3240円でした。
斎場にお任せする際は次の措置が必要でした。
- 亡骸を段ボール箱に入れる
- 段ボール箱の中の敷物は新聞紙はよいがタオルはダメ
- 首輪は外す (アクセサリー類も外す必要があると思います)
- 亡骸の口元付近にエサを置いてよいが燃えない容器を置くのはダメ
結局、亡骸をどうするのがよかったのか
ペットの亡骸は飼い主が法令を守って施設か自宅の敷地内で火葬することになります。今回は斎場にお任せして丸く収まりましたが、人それぞれいろいろな考えがあると思います。
お別れが突然やってきたとき、ペットをかわいがっていた人ほど亡骸を大事に扱いたいと思うはずです。
あとから後悔しないようにどうするかを冷静に決める必要があります。
すぐに決められない場合は火葬業者を利用してお骨を持ち帰れば後悔することはないと思います。
お骨を持ち帰ればどう扱うかをゆっくり考えることが出来ます。
たとえば次のような方法があると思います。
- 自分が入る予定の墓に入れる
- 自分の土地に埋める (自分の土地以外に埋めたり撒いたりした場合は不法投棄として罰則対象です)
- お骨を受け入れてくれる業者に合同葬にしてもらう
なお、剥製にする方法もありますが今回は考慮しませんでした。
長くなりましたが、後悔しないためにはペットと一緒にいる間は不幸な思いをさずに最期まで面倒を見ることだと思います。